【子ども記者】「命のリレー」が続くように

12月3日(火)

三谷地区遺族厚生会の太田さんと松下さんから、戦時下の三谷町についてお話をしていただきました。
社会科・国語科・広島平和学習等での学びを通して、太平洋戦争について、ある程度はわかっているつもりでした。日山や加摩羅神社、龍雲中学校といった馴染みの地名が出てきて、アメリカの戦闘機がここまでやってきたのかと驚きました。一軒一軒お伺いして、聞き取り調査をしてまとめてくださったこともあり、一つひとつのお話が心に響きました。
私たちが生活している三谷町でも149名もの方が戦場で命を落としたことを知り、歴史で学んだことは、現実だったんだと実感しました。
来年で戦後80年を迎えます。80年間も戦争をしなかった日本は、世界的にみてもとてもすばらしい国であると教えていただきました。
「私たち人間は、『命のリレー』をつないでいかなくてはならない。」というお話がありました。平和な社会がいつまでも続くように、自分にできることを考えていきたいと思いました。

6年:長谷川 誠

 

カテゴリー: お知らせ | 【子ども記者】「命のリレー」が続くように はコメントを受け付けていません

【子ども記者】落ち着いた1週間のはじまり

12月2日(月)

三渓小学校では、落ち着いた心で1週間をスタートするために、月曜の朝の時間に「読書タイム」を設定しています。そんな中、読書大好き読み聞かせ会の方々が、絵本の読み聞かせをしてくださる日もあります。
今朝は、「鴨とりごんべえ」と「かちかち山」を読んでいただきました。ひさびさに聞いた昔話は、とてもおもしろかったです。また、とても聞きやすい声だったので、とてもわかりやすかったです。本日の担当の方は、50年以上、民謡に取り組んでいるそうです。半世紀も一つのことに打ち込めるのは、本当に素晴らしいと思いました。そんな方から、朝の会の音読や歌をほめていただいたので、うれしかったです。

6年:新本 琴彩

カテゴリー: お知らせ | 【子ども記者】落ち着いた1週間のはじまり はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート13〜ただいま〜

無事に学校に到着しました。

あの日の広島では、「いってきます!」が、家族と交わした最後の言葉になってしまった人がたくさんいます。家族と過ごせる何気ない日々を大切に思い、平和な日々をいつまでも持続できるように、一人ひとりがよりよい社会の担い手になっていってほしいと思います。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート13〜ただいま〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート12〜それぞれの思いを胸に〜

バスは順調に走り、先ほど福山サービスエリアを出発しました。バスの中では、感想を伝え合ったり、映画を観たり、疲れを癒したり、思い思いの時間を過ごしています。

悲惨な時代を過ごしたことがあることを学び、今のこの時間をかみしめているような雰囲気でした。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート12〜それぞれの思いを胸に〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート11〜自分の足で、踏み締める〜

平和記念公園およびその周辺には、たくさんの慰霊碑や記念碑があります。小グループにわかれて、かつてこの地にあった街並みと人々の暮らしに何が起こったのか、ガイドさんから教えていただきながら巡りました。

慈仙寺の遺跡が、心に残った子どもが多かった様です。爆風により吹き飛ばされた墓石の周りには、埋め立てられる前の元の地面の高さが遺されていました。今日一日、平和について学んだ平和記念公園の下には当時の瓦礫や小さな遺骨が眠っていることを知り、79年前の出来事と〝今〟がつながり、一気に現実味を帯びたようでした。

先日、ノーベル平和賞を受賞された広島県原爆被害者団体協議会の方々の、被爆を語り継ぐ思いの高さに触れ、平和な社会への思いを高めていました。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート11〜自分の足で、踏み締める〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート⑩〜あの日、何が起こったのか〜

平和記念資料館を見学しました。午前中にお話をしていただいた、廣中さんのお父さんの枕の前の前では、全員が立ち止まっていました。展示されている物の一つひとつに、私たちと同じ人間の人生が詰まっていると思うと、言葉を失ってしまいました。被爆当日に広島で何が起こったのかを疑似的に体験し、改めて核兵器・戦争の恐ろしさを感じ、平和への決意を強めたと思います。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート⑩〜あの日、何が起こったのか〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート⑨〜お好み焼き裏話〜

お昼ごはんは、「お好み焼き弁当」でした。

お家で作るお好み焼きとは、少し雰囲気が異なり、不思議そうに味わっている子どももいました。

そんな「お好み焼き」も戦争と深くかかわりがあります。終戦後、食糧難を救うためにアメリカ軍による配給で多かったのは小麦粉でした。広島の人々は小麦粉で、料理を作ることを始めました。具には海産物や野菜を加え、安価でボリュームのあるキャベツを入れ、鉄板の上で重ね焼きをして調理をしました。それらは主に屋台で売られ、腹持ちを良くするために焼そばを加えるものも出始めました。これが、広島風お好み焼きの原型となっていったのです。

古くからある広島のお好み焼き屋の店名には、「〇〇ちゃん」という物が多くあります。実は、太平洋戦争や原爆により、旦那さんをなくした女性たちが生きていくために、自宅を改装して店を始めたケースが多いのがその理由のひとつです。自らの名前を看板にして必死で生きていこうとしていた当時の広島の女性の覚悟と勇気が感じられるエピソードです。

そんな歴史を感じながら、広島の地でいただくお好み焼きは、特別な味でした。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート⑨〜お好み焼き裏話〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート⑧〜平和な未来のためにヒロシマの声に耳を傾ける〜

実際に被爆された方のお話をおうかがいしました。被爆を体験した人にしかわからないことを直接聞き、戦争の恐ろしさ、悲惨さを痛感しました。あまりにも生々しく、この世界で起こった事実とは思えないようなお話もありました。

子どもの頃に体験した辛い経験を多くの人に伝えようと活動されている廣中さんは、本当に強い方だと思います。79年前に経験したお父さんとの別れをつい昨日のことのように涙ながらに語る姿は、心が締めつけられる思いでした。

お話の中に、「ヒロシマを知ることで、未来を考えてほしい。」という言葉がありました。お話を聞かせてもらった私達は、今、平和な場所で生活できていることに感謝するとともに、世界中のより多くの人に平和な生活が訪れるようにと努力しなければならないのだと強く感じました。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート⑧〜平和な未来のためにヒロシマの声に耳を傾ける〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート⑦〜平和の誓い〜

原爆の子の像に、平和への願いを込めてみんなで作った千羽鶴を奉納しました。たくさんの千羽鶴が奉納されており、外国から届けられたものもありました。平和を願う気持ちは、世界共通なんだと再認識しました。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート⑦〜平和の誓い〜 はコメントを受け付けていません

広島平和学習レポート⑥〜平和公園到着〜

広島平和公園に到着しました。

教科書で何度も目にした原爆ドームを自分の目で見たとき、子どもたちは言葉を失っていました。国語科「模型のまち」で、主人公の亮が感じたように、平和記念公園は緑豊かで広々とした穏やかな公園です。しかし、原爆投下以前は「中島地区」と呼ばれ、県内有数の繁華街が広がっていました。

物語と現実、過去と現在をつなげて、思いを巡らせていました。

カテゴリー: お知らせ | 広島平和学習レポート⑥〜平和公園到着〜 はコメントを受け付けていません