2020.12.3(木) 関東地方の食材や料理について

 今日の献立は、深川めし、かんぴょうのあえもの、白玉雑煮、そして牛乳です。
 今日の献立は、関東地方の料理で、特に「深川めし」は東京都の郷土料理です。深川は、今の東京スカイツリーの近くにある地名で、江戸時代の終わりに栄えた漁師町の名前です。質の良い江戸前のあさりやカキ、海苔をとる漁師さんたちが大勢いました。「深川めし」は忙しい漁の合間に漁師さんが手早く作れた食事でした。もともとは、今日のような炊き込みごはんではなく、ざっくりと切ったねぎとあさりを、味噌で煮込んでごはんにかけたどんぶりめしでした。そこから、大工さんや職人さんもお弁当に入れて持っていけるものをと、炊き込みごはんが生まれました。給食では、風味をよくするために、しょうがやごぼう、油あげ、酒を加えて炊き込みごはんにしています。また彩りをよくするために、にんじんと枝豆も加えています。深川生まれの料理を、よく味わいながら食べてくださいね。
※ 資料提供「香川学校給食共同調理場」より
※ 本日は6年生の給食の様子と6白4Gの校長室会食の様子を撮影しました。

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