2020.10.22(木) 地場産物(かまあげいりこ)について

 今日の献立は、しっぽくうどん、かたくちいわしのから揚げ、ブロッコリーのドレッシングあえ、そして牛乳です。
 今日は、地元の食材や郷土料理を見直す「ふるさとの食 再発見の日」です。今日の給食のしっぽくうどんは、香川県の郷土料理です。また、今日の給食で使っているうどんやかたくちいわし、ブロッコリー、大根、にんじん、キャベツ、ねぎは、香川県産の食材です。
 今日は、香川県でとれた魚「かたくちいわし」について紹介します。から揚げの材料となっている「かたくちいわし」は、いりこで有名な香川県の伊吹島でとれたものです。伊吹島は、観音寺市の沖合の燧灘にある島で、人口約500人のうち、半数以上がいりこの生産に携わる「いりこの島」です。伊吹島周辺の海は、深さが20~30mと浅く、潮の流れも緩やかなため、ここに住む魚の骨や身はやわらかいと言われています。かたくちいわしはとても傷みやすいため、伊吹島では水揚げ後に時間をおかず、すぐに加工して鮮度を保つ工夫をしているそうです。そのひとつに水揚げ後、すぐにゆでて冷凍した、「かまあげいりこ」があります。
 給食でもよく使っている「いりこ」はかたくちいわしをゆでて干したものですが、今日の給食では、水揚げ後すぐに冷凍したかたくちいわしをから揚げにしました。頭と内臓を取り除き、食べやすくしたものを使っています。残さず食べましょう。
※ 資料提供「香川学校給食共同調理場」より
※ 本日は3年生の給食の様子を撮影しました。

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