5年生宿泊学習(屋島少年自然の家)

6月28日(水)~29日(木)にかけて5年生は、待ちに待った宿泊学習を屋島少年自然の家で行いました。

28日(水)1日目

9:15頃 出発式を行いました。児童代表の期待のこもったあいさつがあり、「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」を合言葉にいよいよ出発です。

11:20頃 入所式では、児童代表のあいさつや参加している5年生の態度が大変立派だと所長さんからほめられました。職員の先生から気を付けることや寝具の準備や片付け等の説明がありました。

13:00頃 弁当も食べ終わり、いよいよ「いかだ活動」が始まります。浜辺で、職員の先生の説明を聞きながら丸太を組んでいきました。それまで薄日が差す好天気で海も穏やかだったのですが、急に空が暗くなり激しい雷雨となりました。

真っ暗に→ 

向かいの庵治の山に稲光が走り、「ゴロゴロ~ドドーン」という音が響き、自然の荒々しさを実感しました。子どもは、「とても残念でした。いかだがどうなるか心配でした。」「自然には逆らえないな。」と話していました。

14:50頃 体育館に戻り、ゲームをしました。気持ちを切り替えてみんなで楽しむことができました。子どもは、「残念な気持ちと楽しい気持ちが半々でした。ボードゲームでは、班で協力したのがよかったです。」という感想をもっていました。

17:30頃 食堂で注文していた「からあげ弁当」を食べました。

 

18:15頃 グラウンドの状態が良い運動場でキャンプファイアをすることになりました。厳かな気分で入場し円を作ります。「遠き山に日は落ちて」を歌う中、「火の使い」がかがり火を持って輪の内側を回ります。「友情の火」「努力の火」「奉仕の火」「希望の火」に分火した後、いよいよ着火です。燃える炎と雰囲気を盛り上げるために「燃えろよ燃えろ」を勢いよく歌って、スタンツ(出し物)の始まりです。各班が準備してきたゲームやクイズや踊りを満喫しました。子どもは、「みんなが一生懸命考えたスタンツで、5年団のみんなを楽しませることができてすごいなと思いました。」「真剣にするところもきちんとできていて切り替えてできたのですごいなと思いました。」「手に懐中電灯を持って『アイドル』を踊るのが楽しかった。一生忘れないと思う。」「火の使いの役で、大きな声ではきはき言えてよかった。」「たくさんの先生方が応援に来てくれてうれしかった。」という感想を持ちました。

最後は、「今日の日はさようなら」の歌とともに「火の使い」が火を送って終わりました。

20:00~22:00頃 入浴と部屋で過ごす時間です。テレビもゲームもありませんが、友達と過ごした夜は忘れられないものになったことでしょう。子どもは、「いつもは家でゆっくりできるけど、私は、班長なのでみんなに声をかける等やることがいっぱいでした。親の大切さがわかりました。」「恋話、怖い話で盛り上がった。」「友情が深まった。」などの感想をもちました。

29日(木) 2日目

7:00頃 「集いの広場」で朝の集いを行いました。ラジオ体操や清掃活動などでさわやかに1日が始まりました。

9:00頃 朝食(パン)を食べた後、自然の家の先生方のご厚意で1日目に途中になっていた「いかだ活動」を再開することができました。ブイを結んでいかだをひっくり返し、ベニヤ板を取り付けると完成です。ライフジャケットを着てみんなで屋島の海へと漕ぎ出しました。初めてパドルを持ったという子もいてなかなかうまく進みません。班のみんなで「い~ち、に。」と掛け声を合わせていました。「いかだ活動」を最後までやりきることができて、本当に満足そうでした。子どもは、「屋島少年自然の家の職員さんたちがあきらめなかったらみんなできるよ、と言ってくれたのがうれしかった。」「みんなと息を合わせるのは難しかった。」「必殺のちょうちょう結びができた。」という感想をもっていました。

14:30頃 学校に到着し、解散式をしました。疲れた表情も見えましたが、「時間を守る」「協力する」ことを意識して2日間を過ごし、どの子も一回り成長しました。

 

 

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