小児生活習慣病検診前の事前指導

4年生が小児生活習慣病検診前の事前指導を養護教諭 西丸先生、栄養教諭 井上先生にしていただきました。子どものときに身についた生活習慣は、大人になっても続くことが多いので、生涯にわたって健康な生活を送るためには、早い時期からよい生活習慣を身につけることが大切だと言われています。そのために、小学4年生に小児生活習慣病予防検診を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

養護教諭の西丸先生からは、早寝・早起き・朝ご飯をきちんとしているAさんと夜更かし・寝坊・朝ご飯ぬきのBさんを例に挙げて話がありました。生活が乱れているBさんは、将来、虫歯や歯周病、脳の血管の病気、心臓病、高血圧症、糖尿病、がんになる可能性があるという話がありました。

栄養教諭の井上先生からは、生活習慣病を防ぐ食べ物の紹介がありました。1日に必要な砂糖の量は、20gだという話がありました。清涼飲料水に入っている砂糖の量も紹介され、たくさん入っている砂糖の量に驚いていた様子でした。また、「まごわやさしい」という頭文字をとった言葉が紹介されました。ま・・・まめ、ご・・・ごま、わ・・・わかめ、や・・・やさい、さ・・・さかな、し・・・しいたけ、い・・・いも だそうです。毎日摂取するのは難しいかもしれませんが、生活習慣病を防ぐ食事を意識しておくことは大切だと思います。

2人の先生の話を聞いて、児童は「ゲームをする時間を1時間以内にして、夜更かしをしないように気をつけたい。」とか「ジュースをたくさん飲んでいたので、これからは気をつけたいです。」という目標を立てた児童もいました。

11月には、4年生が小児生活習慣病予防検診を行う予定です。血液検査、血圧測定、心電図、腹囲を測定します。結果は、個別にお知らせする予定になっています。新聞等で小学生にも生活習慣病が増えてきていると報道があります。ふだんの生活が大きく関わっている病気ですので、小学生の時から意識しておきたいものですね。

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