路側帯(ろそくたい)ってご存じですか?

梅雨に入り、連日のように雨の天候が続いています。通学している子どもたちも、登下校の時には傘をさしています。今日は、20日。木太地区あいさつ運動の日でした。朝早くから、登校の見守りやあいさつ運動へのご参加、ありがとうございました。

今日は、子どもたちが歩いている歩道のことが少し気になって、調べてみました。子どもたちは、登下校の時に、車道脇に引かれた白線の内側を通っています。この白線の内側のことを路側帯といいます。この路側帯は、歩行者が通るように引かれているのでしょうか?

道路交通法では、路側帯の定義は、「歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。」となっています。言いかえると、「歩行者が安全に通れるように区分けされている線」ということになります。もう少し細かく言うとこの線の左側は歩行者以外にも軽車両(自転車や荷車など)も通行することができます。(図①参照)

 

 

 

 

 

 

 

この他にも路側帯にはいくつかの種類があります。

 

 

 

 

②のように実線と破線の二本線になっているのが、「駐停車禁止路側帯」といいます。この線では車は路側帯内に入って駐停車することを禁止していて、一本線の路側帯と同様に歩行者と軽車両は線の左側を通行することができます。また、③のように実線が二本になっているのが、「歩行者専用路側帯」といいます。この路側帯では、歩行者専用という意味なので軽車両の通行が出来ない路側帯になります。もちろん車はこの路側帯内に入って駐停車することは禁止されています。

子どもたちが登下校に使っている路側帯にもいくつかの種類があるのですね。白線の内側(路側帯)を歩くということを守り、なおかつ周囲の状況に応じ判断して歩くこということが大切なのですね。

 

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