11月27日(金)【PTA】第1回浅野小学校保護者セミナー(人権教育講演会)

あっという間の1時間。寒い中ではありますが、体育館には約50名の参加者。本日19時から開催されたセミナーでは、本校保護者でもある講師の軽妙なトークに、参加者も和気あいあいと寒さを忘れる笑いが体育館に広がりました。

といいながら、実はとても意味深いメッセージが込められているように思いました(以下は私見)。

よりよい生き方、幸福、社会、仕事・・・人とのかかわり、そして、教育や子育て。人権という視点では、それぞれの人にはその人らしさ(特性、よさ)があり、自身を含めて尊重されるべきといった考え。

ここでいう才能は、「字がきれい、走るのが速い」といった内容的なものではなく「その人の考えや思い、行動の傾向(スタイル?)」で、創造性、社交性、献身的、分析的、効率化といった物事の進め方や何に幸せを感じるかといった価値観の傾向。それぞれのスタイルには強みと同時に弱みもあります。

でも、いろいろなスタイルをもった人が集まることで、物事ってよりよいものになっていくし、その前提で、世の中にはいろいろなスタイルをもった人がいるということを自覚することが大切かと。

学校という教育の場で考えたとき、私たち教師は、多様な子どもを自分の価値観と照らしての評価ではなく、一歩踏み込んで、そのかけがえのない子どもを丸ごと受け止め、共感的にかかわることの大切さにつながると思いました。

講師の方、関係の保護者の皆様、貴重な学びの場をありがとうございました。

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