7月18日(木)第3回家庭教育学級・人権教育講演会

本日午後7時から、称讃寺住職 瑞田信宏様を講師にお招きし「失敗は失敗のままにしない 経験にかえよう」と題してご講演いただきました。足下の悪い中、そして、昼には懇談でご来校された保護者の方もいらっしゃると思いますが、ご参加いただきありがとうございました。

詳しい内容は、ぜひ、参加された保護者の方からお聞きいただければと思いますが、個人的には、6月24日のブログに書いた「教師や親といった身近な大人は、しっかり子どもの言葉にならない言葉を聴くことが大切・・・」といったことを思い出しました。

瑞田様からは、もっと~といったように効率性が求められる世の中で、社会(学校)にいても家庭(家族)にいても、心が疲れていないか?せめて、家庭では、ゆったりとした時間の中で、子どもの話を聞いてあげたい。大人が忙しくてゆっくり聞くことができていないのでは?失敗(楽しいことでも)した時、どうしてかな?こうすれば?と親子で考える時間をもつことによって、子どもにとって成長するステップとしての経験にかわる。失敗することで成長できる。でも、逆上がりが出来ない子どもに、ただ失敗したらダメと言うだけでは、失敗を恐れるようになり、鉄棒嫌いの子どもになるだけ・・・つづく

大変貴重なお話でした。教員も急ぐあまり、子どもの話を十分に聞かず、「(だんだんイライラして)もういいから~しなさい」と言っているかもしれません。心が疲れているのでしょう。瑞田様のお話にあった教育の責任は親にあり、「親は子に自立して自分で幸せを求めていける価値観をもたせることが大事」であるといったことも心に残りました。人の幸せとは?ということです・・・つづく。

瑞田様、とてもパワフルで、重みのある、そして、ちょっとその気になれば、できそうなお話ありがとうございます。まさに子どもの人権を守ることだと思いました。

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