6月18日(火)明日から5年の宿泊学習~時を守り、場を清め、礼を正す~

生活信条としたいこと 『時を守り、場を清め、礼を正す』

本当の意味で、社会でよりよく生きていけるかは、「時を守り、場を清め、礼を正す」ことにかかっていると思います。個人への信用(信頼)や、個人の所属する組織への信用(信頼)が何によりもたらされるかといえば、「時を守り、場を清め、礼を正す」ことではないでしょうか。それは、自分以外の他者を尊重することだと思います。私たち教育に携わる者、そして保護者も含め、目の前の子どもに対する愛情や、子どもを尊重しようとする姿勢が大切ですが、それを具体的に行動に表すのが「時を守り、場を清め、礼を正す」ことだと思います。

このことは、4月1日の職員会で、本校の職員に話し、入学式では、子どもたちに、かしこい子の意味として、時間を守ったり、整理整頓(そうじや片付けなど)をしっかりとしたり、挨拶をしたりできる子になってほしいと話したことです。先の宿泊学習及び修学旅行の周知会でも、子どもたちを含め保護者の皆様にもお話させていただきました。

いよいよ、明日から5年生の宿泊学習です。主体性・協働性・創造性を発揮する中で、このような点から、子どもたちの成長につながる場となることを期待しています。

時を守り

時間の管理が行き届いているかどうかということです。時間を示し、期限を決めて、決まった期限を守ることです。ある意味、最も基本的な人との約束を守るという事で、『礼を正す』にもなります。時間を守るということは相手を尊重すること。それにより自分の信用を積み重ねること。

場を清め

空間の管理ができているかということです。整理・整頓・清掃といった事になると思いますが、人間は、自分の周りの環境により心に絶大な影響を受けています。美しい環境であれば心も美しくなっていくかと思います。整理整頓の大切さ、清掃の大切さを子どもたちに感得してほしいと思います。そして、その場に応じた行動をとることも大切な場を清めとなります。

礼を正す

人間関係のよい意味での管理ができているかどうかということです。作法というものもあります。それを知っていれば、それに越したことはありませんが、それよりもどんな人に対しても敬意を払うことが大切だと思います。子どもたちは家庭で、学校で、地域の様々な場面で多くの人とかかわり、また、お世話になっています。だからこそ、友達・友達でない、親・親でない、子ども・大人、先生などに関係なく、誰に対しても礼を尽くすことを教えなければならないと思います。そして、「お礼・お詫び・労い三度」(それぞれ、その時に、帰りに、次の日に言う)を心がけたいものです

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