2年生の道徳の授業の様子です。
今日は職場体験学習を控えて、働くことの意味を考えました。
現在、災害用の段ボール製ベッドは普及が進み、一般的になりつつあります。
開発にはどのようなないきさつがあり、開発者にはどんな思いがあったのでしょう。
段ボールベッド開発会社の代表者が、設計図を無料で公開したエピソードから
仕事に対する考えを探るという授業でした。
「商売をしている以上、収益の確保は必要だ」
「より多くの困っている人に段ボールベッドを届けるには無料公開をしたほうがいい」
設計図の無料公開に対して、賛成、反対、意見が分かれました。
開発した会社の社長のインタビューを聞き、仕事に対する誇りという
新しい視点に気付いた生徒が多くいたようです。
収入、社会貢献、やりがいや誇りといったいろいろな角度から
仕事について考えを深めることができた授業でした。
(放課後に組み立てられた段ボールベッド)