1.1【謹賀新年！】

○『今年も子供たち・保護者の皆さまにとって良い年でありますように』…今年の第一声はこの言葉から始めようと思います。いよいよ令和４年がスタートします。『一年の計は元旦にあり』といいます。目標を達成させるためには１年の最初の日（朝）にしっかりとした計画を立ててから臨む…つまり『最初からきちんと計画を立てることが目標達成にとって大切！』という意味があります。『一年の計は元旦にあり』という言葉は、中国の明代の憑慶京（ひょうおうきょう）という学者によって著された書物『月令広義（げつれいこうぎ）』に記されています。『月令広義』は中国の伝統的な年中行事やしきたりをまとめたもので、その中に『一日（いちじつ）の計は晨（あした）にあり、一年の計は春にあり』という一文が記載されています。晨は朝を、春は正月を意味していて、一日の初めである朝や一年の初めである正月にこそ計画を立てるべきであるという意味です。さらに、この言葉（文）には続きがあります。『一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり』という言葉が続きます。２つの文をまとめると、最初に計画を立てることで日々の充実度が決まり、勤勉（一生懸命）に働くことで一生が決まり、健康維持によって一家の行く末が決まるということです。計画を立てるには『まず、何を目標にするか』が決めないとだめですよね。『今年をどんな年にするか』を考え、計画を立ててみましょう。さて、生徒の皆さん、保護者の皆さん、地域の皆さん…今年も勝賀中学校をよろしくお願いいたします。では、失礼します。※写真は今年の『初日の出』です。本館屋上から撮影しました。