工事の現況 11月

■今年は工事の年です。毎年何かしら工事が入りますが、今年は貯水槽工事に始まり、北校舎のトイレ改修、そして現在は、南館のトイレ大改修と南館外壁改修工事、さらには南面ブロック塀改修工事が行われています。大きな工事が3つ同時に行われるのは大変珍しいというか、初めてです。工事の現場監督さんも3人です。まるで高度経済成長期の日本のようです。コンクリートを斫る音、ドリル音、破砕音、鉄筋を打ち込む音、工事車両の出入り、粉塵、等々。工事工程・進捗・作業内容を監督さんたちと学校の日々の運営を調整しながら、ありとあらゆるハプニングにともに対応しながら、学校と工事現場が一体となって工事は進められています。物を作る作業は物を壊す作業と表裏一体であること、建築の分野でもやはり基本は人の作業であること。生徒たちは日々このことを実感として学んでいることでしょう。勝賀中学校の生徒たちは、将来、どんな素晴らしい建築物を見ても、どんなに高いビルを見ても、それらが基本的には人の手作業によって完成されたものであると理解できるはずです。モノを見ると、人が見える。これはとても大切な能力だと思います。

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