師走のような3月

■年度末は、年末に匹敵するほどたくさんやることがあります。考えてみると学校にとって実質の年末は3月です。実際、12月よりははるかに忙しい。年度というやり方は、会計年度のスタートが4月であることに大いに関係していて、明治から昭和の最初にかけて定着した方法です。秋に収穫したお米をお金に換えて、予算化し、スタートすると4月になるのです。米ではなく、小麦が中心の国は、収穫が6月~7月なので、世界では9月が年度スタートの国もたくさんあります。稲作文化と麦作文化の違いでしょうか。日本の人事異動もこの会計年度、学校年度に合わせて3月にあるのです。学校では離任式があり、体育館で生徒たちに挨拶をして、生徒たちから花束をもらうのが通例ですが、今回は・・・。生徒たちの代わりに教員が花束を渡してお別れをしました。下の写真は、説明がないと何をしているのか分からないかもしれません。生徒たちの顔を見ながらあいさつをして、生徒たちから花束をもらう光景を掲載できませんが、このような状況ですから仕方はありません。

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