7月6日の給食

今日の給食の献立は、タコ飯、月菜汁、野菜の和風ドレッシング和え、柏餅、牛乳です。

半夏生(はんげしょう)という言葉を聞いたことがありますか?

夏至から数えて11日目のことで、今年は、7月1日でした。

今は、田植えの時期が早まっていますが、昔の田植えは、ちょうどこの時期でした。

半夏生までに田植えが終わらないと、秋の実りが遅れて、半分しか収穫できないと言われていたので、農家にとっては、大事な節目でした。この日までに田植えを終え、体を休めていたそうです。

香川県の農村では、田んぼに植えた稲の苗が、タコの足のように大地にしっかり根付き、豊作になるようにとの願いから、半夏生にタコを食べる習慣があります。きょうのタコ飯は、庵治漁港で水揚げされた地元のタコを使った美味しい炊き込みご飯です。

また、半夏生には、収穫した小麦を使ってだんごをつくり、たっぷりとあんこをまぶしただんごを、「半夏のはげだんご」といって、食べる習慣もあったそうです。

今日は、5月の子どもの日にちなんだ献立に出す予定だった「柏餅」を大切に冷凍保存していましたので、「半夏のはげだんご」の代わりに献立に添えています。

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