臨時休業中の間に、プログラミング教育の教員研修を行いました。
プログラミング教育の必須化に伴って、どの教員も自信をもって指導できるようにするためです。
プログラミングというとパソコンを使ってのプログラミングを思い浮かべがちですが、大きく分けて3つの方法があるそうです。
①アンプラグド系(パソコンを使わない)、②ビジュアル(ソフトのみ)、③フィジカル(ハードを使う)
①は、パソコンを使わず、命令を順序立てる学習です。例えば、写真は、「グリコ」のポーズをするには、両手を上に上げて→手のひらは前向きに→左ももを上げて という命令で組み立てられていることを体感する学習です。
②は、「スクラッチ」、「プログル」などのパソコンソフトを使って、多角形やリズムを作るプログラムを組み立てていく学習です。
③は、例えば、写真のミニロボット(ツゥルーツゥルー:オバQみたいと言った教員もいますが……)を前進させて○の中まで進めるには、どうすればよいかを思考し、「始め」、「前に進む」を3回、「終わり」を組み立てるとよさそうと実際にカードをロボットに読み込ませ、思いどおりに動いてくれるかどうかを確かめる学習です。
カードの組み合わせを変えれば、様々な動きがつくれます。
①、②、③の方法を教育活動の中で経験しながら、論理的な思考を高めていきます。