3日(日)、体育館にて子供会主催のもちつき大会が行われ、低学年の子どもたちを中心に多くの子どもたちが参加しました。
もちつきは、昔ながらの方法で行いました。体育館入り口でもち米を蒸し、体育館内に用意された石臼と杵を使って餅をついていきます。
初めて参加する子どもたちも多く、もちつきに非常に興味を持ってるようでした。もちつきの様子は、イラストなどでは知っているようですが、実際にやったことがないので、早くやってみたいという様子が子どもたちのから伝わってきました。
いよいよ、もちつき開始。最初は、おそるおそるついていた子どもたちですが、しばらくしているうちに、ぺったん、ぺったんという小気味よい音が聞こえてくるようになりました。
最後は大人の力を借りて、仕上げ。ちょうど良い塩梅につき上がりました。急いで、机の上に上げ、餅を成形していきます。地域のお年寄りの方にも手助けいただいて、子どもたちは、手のひらで餅にしていきます。
途中で、「1つ食べていいよ。」という声がかかると、どの子も急いで試食。醤油も何もつけず口に入れてほおばると、一様に「おいしい。」の一言が出ます。やはり、つきたてのお餅の味は格別のようです。
ちなみに、このお餅のもととなるもち米は、5年生の香り活動「米グループ」の子どもたちが産直東側の農地でつくったものとなっています。地域の方にお世話になりながら育てたお米が、また、地域の活動に生かされることを大変うれしく思っています。
もちつきですが、計4回行いました。お土産のおもちも作り、大満足といった感じでした。私も、お手伝いしましたが、明日からの筋肉痛が心配されるところです。
かつては、どの家庭でも行われていたもちつきですが、機械を使ってつくったり、お店で購入したりすることがほとんどで、石臼を使った旧来からの方法でつくっている家庭は稀になってきました。
そういった意味でも、日本の伝統を知る、季節の行事を知る良い機会となったのではないかと思います。
今回の行事の運営にあたっては、子供会の役員の方に加えてOBの方、地域の方々等多くの方にご支援をいただきました。
こうした行事はなかなか学校では行いにくく、子供会が実施してくださっていることを大変ありがたく思っています。今後とも、よろしくお願いします。