十河ウォーク(南方面)

十河の香り活動は、本校の特色ある活動の一つですが、教科書等もないため、まず教員が地域を深く知ることが大切になってきます。

コロナウイルス感染症の影響もあり、教員が地域を学ぶ研修も途絶えていましたので、今年度、新たに教員が地域を学ぶ研修として、十河ウォークを実施しました。

実施に当たっては、十河コミュニティ協議会、十河女性の会等の協力を得ることができ、大変充実した研修会となりました。

十河校区は南北に長く、1日で全ての地域を歩くことは難しいです。そのため、南と北の2回に分け、地域を歩くことにしました。今回は、南方面の研修です。

正門でお世話になる地域の方々にあいさつです。約15名の方が支援してくださいました。

いよいよスタート。以前、コミュニティ協議会が中心となって実施していたウォークラリーで使われていた旗を使って、女性の方の方が先導してくださいました。

また、要所要所で、女性の会の方が説明を行ってくださいました。その準備に、頭が下がる思いがしました。

学校から、真っ直ぐ南下して、鰹宇神社を訪ねます。そして、その先に進むと、十河城跡。十河氏の末裔の方が、十河一存、存保のお墓の前で説明してくださいました。

こちらは、椙尾(すぎお)神社。今は、ひっそりとしていますが、昔は、隆盛を極めたといいます。地域のことをよく知る橘さんが、熱心に語ってくださいました。

続いて、市の銘木でもあるクロガネモチの木。吉田川が大きく向きを変えるところにあります。

この他にも、多くの場所で十河の歴史等について説明してくださいました。約3時間ほどの行程でしたが、転入してきた職員も「地域のことが詳しく分かった」と話すなど、充実した研修会となりました。

これから、香り活動が本格的に始まりますが、この研修で学んだことを子どもたちに積極的に還元していけるよう頑張りたいと思います。

月末に、今度は北コースの研修を予定しています。十河の新たなよさを発見していきたいと思います。

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