校舎南の
窓際に立つと、池の堤を眺望できます。約４００年前に築造され、昭和に入ってかさ上げされた三郎池。
３年生は、「三谷三郎池地搗き唄」を地搗き唄保存会の方々からのご指導を仰ぎながら受け継ごうとしています。かさ上げ工事がなされたときに、一本の棒で地面を搗く作業が行われ、人々の地搗きの努力がこれまで一度も決壊を生じさせることのなかった堤防として三谷の町を守り続けています。
今、４年ぶりに三郎池の底が露わになり、築き上げられた広大な堤がはっきりと現れています。人々は何度地搗きを繰り返したものか、想像すらできないほどの広さです。
命の水を守りぬくため行った棒搗きやたこ搗きを「三谷三郎池地搗き唄」に合わせ、子どもたちは表現します。１週間後の「かがやく学年」の舞台に向け、練習にいっそう熱が入ってきました。