全集中 5年生校外学習 ~無限振動マシーン編~

5年生は、11月6日に郷東町免許センターの近くの「産業技術センター」を見学させていただきました。産業技術センターは、「ものづくりのパートナー」として、県内の企業を中心に、開発や研究の支援をしています。普段は、見られない機械やジュースを使った味と匂いの実験に、子どもたちは目を輝かせていました。

その中のいくつかを紹介します。

壱の型 「味覚実験」

「ジュースや!」

子どもたちは、突然目に飛び込んだジュースに感激の声をあげました。・・・が、今日はお勉強。なんと、産業技術センターの職員の方から「鼻をつまんで飲んでください」という指示が!子どもたちは、「ん?なんか味がしない・・・。」「いつもと違う。」と不思議な様子。

 

匂い当てクイズをした後、全ての匂いの紙を同時に嗅ぐと、なんと某炭酸ジュースの匂いに!ジュースには、香りがつけられていて、鼻を通して味を感じていることを学びました。

弐の型 「自律ロボット」

「邪魔してみよ!」と子どもたちが道をふさぐと、きちんと止まる高性能ロボット。目的地まで、人や物にぶつからず自動で行くことができます。なんと物を取って、運んだり、置いたりすることもできます。子どもたちは、「すごい!」と言いながら後を追いかけていました。これがあれば、テレビのリモコンもティッシュも・・・。少子化が進む現代、将来、子どもたちの仕事のパートナーはロボットになっていくのでしょうか。

参の型 「小型マイクロスコープ」

ロープのような形のカメラです。製品を壊さずに内部を見ることができるので、不具合の原因を調査するのに最適です。代表児童が実際に操作して、みんなで箱の中の動物を当てるゲームをしました!

肆の型 「無限振動マシーン」(正式名称:多軸同時振動試験装置)

最後は、タイトルにもある「無限振動マシーン」です。(流行りにのってみました。)

この機械は、長時間、様々な方向に揺らすことができます。トラックなどで輸送する時を想定し、その耐久性を調べます。全国でも数台しかなく、県外からも実験の依頼が来るそうです。普段使っている電化製品が販売されるまでに、このような実験もされていることを学びました。

質問コーナーでは、恒例の「値段はいくらですか?」

答えは、まさかの「1億円・・・。」を値切って「3500万円」で購入したそうです。「それでも高い!」と子どもたちは驚いていました。

 

 

その他にも鉄の棒を引っ張る実験や新しい素材で作った食品や工芸品を見させていただきました。

「近くにこんなすごい施設があったんだ!」

例年であれば、県外に校外学習に行きますが、地域の素晴らしい施設を見学することができました。子どもたちも教員も新たな発見ができた一日でした。

産業技術センターの皆様、感染症対策を行いながら案内をしてくださりありがとうございました。

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