島の歴史を学ぶ

木曜日、昔大島に住まれていて、本校でも勤められた元校長先生に、昔の大島について講話していただきました。
大島や庵治第二小学校の歴史、療養所を作るとなった時のこと、ハンセン病患者さんと島民との暮らし、島を出てからも大島出身であることをなかなか言えなかったということ…たくさんの貴重なお話をいただきました。
私が1番印象に残っているのは、島民である子どもたちが海で遊ぶ時、桟橋から飛び込むのは決まった方向だったということです。海はどこまでも繋がっていて、桟橋の下を水は行き来しているのに、向こうの海には入ってはいけないという認識があったというお話でした。どこまでも、どこまでも隔てられていたという過去。胸がぐっと苦しくなりました。
お話を聞いて、児童も思うところがたくさんあったのではないかと思います。

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