最近の給食 平等に分けるとは? / りっちゃんサラダとは?

■食欲の秋とはよく言ったもので、お代わりする生徒続出です。生徒たちは小学校から最低6年は給食に親しんでいますから、ある意味ベテランです。全員一律の量で配膳すると、単純で早いのですが、結果として、残菜が多く出る割には、量が少なく満腹にならない生徒がいるという状況になります。担任も生徒も、誰がどれだけ食べるのかをもう把握しています。たくさん食べられる人にはたくさん、少なめしか食べられない人は少なめによそおう。全員同じ量というのも平等です。それぞれに応じて量を加減するのも平等です。前者は形式的平等。後者は本質的平等と言います。担任は毎日、この2種類の平等を勘案しながら給食指導を行っています。そのはずです。

りっちゃんサラダとは、「サラダでげんき」という絵本に出てくるレシピで、りっちゃんが病気のお母さんのために美味しいサラダを作ろうとするお話。サラダを作っているりっちゃんを、ねこ、いぬ、すずめ、あり、うま、北極熊、果ては象さんまで出てきて、りっちゃんの美味しいサラダ作りを手伝います。小学校の教科書にも取り上げられている話です。

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