かつが百景 本津川・香東川編

本津川

本校の校区には、本津川(ほんづがわ)と香東川(こうとうがわ)の2本の川が南から北に向けて流れています。
本津川(昔はセッタイ川とも呼ばれていた)は、本校から東へ350mほどのところにあり、ちょうど校区のど真ん中を南北に流れています。このため本校生徒の多くが、本津川に架かる10本(校区内)の橋と川沿いの道路を通って通学してきています。通勤時には多くの自動車が行き交うため、自転車の乗り方を含め、交通指導は本校の大切な指導項目です。ちなみに本津川は、おとぎ話の桃太郎の桃が流れてきた川と言われており、近くには桃太郎神社もあります。(諸説あり)
◎もう一つの香東川(下流は今も郷東川とも呼ばれている)は讃岐山脈を源流としています。この川の上流に樺川(かばかわ)という地域があり、そこには多くの白樺の木があります。樺川から流れてくるこの川の水は樺の良い香りに満ちていたことから「香る川」と呼ばれ、香川県の香川の由来とされていいます。(諸説あり) もともと香東川の本流は栗林公園方向に流れる方が本流で、本校の校区にはその分流が流れていました。江戸時代に治水目的で西嶋八兵衛により付け替えが行われ、本校を流れる方が香東川の本流となりました。
本校は、このように伝承や歴史のある山や川に恵まれた地域にある学校と言えます。ぜひ、地域の歴史や自然に対する好奇心を促してあげて下さい。

カテゴリー: お知らせ, かつが百景 パーマリンク