ふるさと東植田のために

6年生が、東植田の町が幸福になるためにはどうすればよいか考えたことを、教員にプレゼンしました。今回の切り口は、東植田の財産である公渕公園の活性化です。

感心したことは、実態を調べていたことです。インターネット等で調べた机上の空論ではなく、「本当に公渕公園の入場者は減っているのか」「どんなものがあったら、公渕公園に来る人が増えるのか」などという問題意識を持って、来園者にインタビューしていたのです。来園者からは、「若い人があまり来ていないわね。若い人が来るためには、カフェなどができるといいんじゃない。」という声や、公園の関係者からは、「来園者さんによく『宿泊施設はないのですか』と聞かれるのですよ。」という声を集めることができ、実態に合った具体策の提案につなげることができていました。

堂々とした発表態度、分かりやすく作成されたプレゼンの画面、どんな質問にも的確に答える姿から、自分たちで問題意識を持ってしっかり考えているなあと嬉しくなりました。

「大きくなって手伝うとしたら、どれがしたいですか」という質問には、3者3様で、「宿泊施設を作りたい」「来園者が少なくなる夏と冬のイベントの企画や手伝いをしたい」「カフェを手伝いたい」という答えが返ってきました。ふるさとのために、自分ができることをしたいという心が育っています。

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