9月2日(月)平和学習 読み聞かせ(6年)

本日4校時、読み聞かせボランティアの皆さんによる読み聞かせやパネルシアターがありました。いよいよ5日(水)に6年生が広島へ行きます。もう10年以上続いているそうですが、広島に行く前に、このような場を用意してくださっているとのこと。子どもたちの表情から、何か心に響いていると思いました。

びっくりしたのは、お母さんたちの読み聞かせが、プロ級であったこと。心がこもって、圧倒されました!すごいです!

まずは、「真っ黒なおべんとう」:真っ黒に焦げたお弁当箱を抱えたまま原爆に散った中学1年生の男の子の話。実話をもとにした絵本。

そして、「伸ちゃんのさんりんしゃ」:三輪車で遊んでいて原爆で亡くなった長男の伸一くんについて、息子や孫たちに話して聞かせている絵本です。これも実話です。

実際にこのお弁当箱や三輪車は、今度6年生が行く広島平和記念資料館に展示されています。

最後に、美空ひばりの「一本の鉛筆」をバックにパネルシアターがありました。ひばりさんが最初の広島平和音楽祭に出演する際に作られ、原子爆弾投下について描かれた作品です。

あなたに 聞いてもらいたい
あなたに 読んでもらいたい
あなたに 歌ってもらいたい
あなたに 信じてもらいたい
一本の鉛筆があれば
私は あなたへの愛を書く
一本の鉛筆があれば
戦争はいやだと 私は書く・・・

読み聞かせボランティアの皆様、貴重な学びをありがとうございました。改めて、戦争という悲劇や人の命の大切さをしんみりと考える機会になるとともに、広島での学習がより深まることにつながったと思います。

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