秋の深まりとともに

P1080215P1080214 学校の裏庭には、銀杏の木が2本あります。毎年のように、銀杏(ぎんなん)を実らせその実を落とします。毎年拾い集めては、中の核を取り出します。(けっこういい?香りがします) スーパーなどの店頭では、けっこういい値段で売られているようですが、こどもたちに聞いてもピンとこないようです。すみの方にあるのは、零余子(ムカゴ)です。これは、鶴尾植物園のサザンカの生け垣のところにあったものですが、もっと認識度は低いです。

 現代人は、自然の恵みを実感することがなくなりつつあります。食材と食卓の距離がどんどん離れてしまっているような気がします。秋の味覚は、大自然の中にだけあるものではなく、ごく身近なところにもあるのです。そんなことも敏感に感じられる大人になってほしいと、今日の収穫物を見ながら思いました。

 銀杏と零余子(むかご)は、今日持ち帰って、秋の味覚として食したいと思っています。新米とともに季節を感じながら。

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