長かった夏休みが終わって、2学期が始まり早1週間。香川第一中学校文化部の1年間の集大成、校内文化祭が9月4日に行われました。
まず第1部では、美術部と放送部の発表が行われました。
美術部は香川漆器や丸亀団扇をはじめとした香川県の伝統工芸品についての発表を行いました。普段知っていたことでも、実際に美術部の生徒たちが体験した話を聞くことで、生徒たちも地元香川県の伝統工芸品についてより深く知ることができました。
放送部は、よしなが こうたく作「飼育係長」の朗読劇を行いました。一つ一つの台詞に感情を込めており、その話のイメージが思い浮かびそうな朗読で、生徒たちも真剣に聞き入っていました。
つぎに第2部では、コーラス部と吹奏楽部による演奏が行われました。
コーラス部は「Let it go」や「テルーの歌」などを合唱し、美しい歌声が健心館中に響きわたりました。
吹奏楽部は金賞を取った「復興」や、オリジナルの振り付けを取り入れた「嵐メドレー」で観客を耳でも目でも楽しませていました。
最後を締めくくる第3部では、郷土研究部の歌舞伎が上演されました。
演目は「白波五人男」という江戸市村座で初演された歌舞伎でした。各自の素性を高らかに名乗る場面では、一人一人がその役になりきっており、大人顔負けの演技で会場全体を大いに湧かせました。