メタセコイア鶴尾小中でジョイント展示

20日(土)に五色台に行ってきました。紅葉狩りが目的ではありません。19日から香川県五色台少年自然センターで、「メタセコイア命名80周年 三木茂博士生誕120年 記念事業 展示会」が開催されているからです。

ここの展示では、鶴尾中学校のメタセコイアと、鶴尾小学校のヌマスギが切株になって仲良く展示されています。ヌマスギやセコイアに分類されていた化石から、メタセコイアの存在を発見した三木博士の偉業を称えるための実物展示です。

国立博物館等の協力する価値ある展示会で、両校の樹木が展示されることに誇らしい気持ちになります。

私たちだけが知る裏話を紹介すると…

メタセコイアの切株を探していた記念事業連携協議会は、鶴尾中学校が閉校になってメタセコイアが伐採されたことを知り、その切株の確保に動きます。同時に、その隣の鶴尾小学校にはもっと状態のよいメタセコイアの切株があるらしいという噂を耳にします。小学校では、当時体育館屋根改修の工事のために、屋根にたくさんの葉を落とす「メタセコイア」をやむなく伐採したところでした。しかしその時に、伐採業者からこの樹木がメタセコイアではなくヌマスギであることを聞かされます。つまり、メタセコイアとして確保しようとした鶴尾小の樹木はヌマスギということが分かり、中学校のメタセコイアと小学校のヌマスギを比較展示しようということになったのです。理由はともあれ、小中の樹木切株が並んで展示されるようになった偶然の経緯に感謝です。

ついでに… 根来寺の見事な紅葉も撮影しました。

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