本当の「協力」とは ~運動会・表現演技の練習を通して~

「協力」という言葉は学校においてとてもよく使われる言葉です。子どもは毎日の学校生活でのあらゆる活動を通して協力の意味や大切さを知ります。18日の運動会に向けての表現演技の練習はまさしく「協力」を体感する活動です。5/7全校朝会では、運動会練習をもとに、漢字を示しながら「協力」について以下の2つのことを全校生に話しました。

① まず、一人ひとりの力を大きく強い「力」にすること。一人ひとりの全力が集まると、大きな大きな力になる。「私一人ぐらいいいか・・・」「しんどいからこの辺で・・・」では小さな力になってしまい、大きな力にならない。

② 大きな力が集まっても、揃っていなければその力はばらばらになってしまうから、大きな力にはならない。表現演技なら「回りをよく見て動きを合わせよう」として揃えることが大切。

 

一人ひとりの全力が、同じ方向に向かってしっかり揃った時、そこに大きな力が生まれます。学年約200名の力を合わせることは難しいことですが、その難しさも味わいながら、上記の2つを意識して実践する中で、みんなでひとつのものを作り上げる喜びや充実感を味わってほしいと願います。個々の力が高まり、集団の質や力が伸びる表現演技練習となるよう、支援していきます。(校長)

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