本校にサザンカの木が一本あるのですが、どこにあるかご存じでしょうか?
実は、運動場の南西、西小門の横にひっそりと立っています。サザンカは通常生け垣等に使われることが多く、樹高が低く抑えられているのですが、本校のものは、自由に育っているので、かなりの高木になっています。
サザンカと聞くと、私が真っ先に思い浮かべるのは、童謡「たきび」です。子どもの頃によく学校で歌っていました。サザンカは、歌詞の2番に登場してきます。
「さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき あたろうか あたろうよ しもやけ おててが もうかゆい」
サザンカは、晩秋から初冬にかけて咲き、同じような花をしたツバキよりも一足早く見頃を迎えます。本校のサザンカをよく見てみると、手の届かない高いところに1輪だけ咲いていました。
また、周りにはつぼみが無数に見られ、赤く色づきかけているものも多いです。
これから年末年始にかけて見頃を迎えると思います。このご時世ですから、学校でたき火はできませんが、せめて花は観賞したいと思います。
子どもたちにも季節の移ろいを感じてもらえればと思っています。