稲刈りを行いました

25日(水)、十河の香り活動で、5年生の米グループが稲刈りを行いました。稲刈りを行った場所は、JA高松南部十河支店東側の田んぼです。地域の方からのご厚意でお借りしている田んぼとなります。

7月5日に田植えをしてから112日が経ちました。田んぼは黄金色に輝き、たわわに実をつけた稲穂は、頭を垂れています。

これまで、米グルーブの子どもたちも何度か見学を行い、稲の生長を見守ってきました。しかし、ここまで大きく生長したのは、細やかに田の管理をしてくださった地域の方のおかげです。

最初に、年間を通して指導してくださっている山西さんに刈り取りの要領についてお話をうかがいました。どの子も真剣に話を聞くことができていました。

続いて、刈り取りです。田んぼには、おいで米ともち米を植えていますが、この日は活動時間の関係で、もち米の方をみんなで刈り取ることになりました。地域の方や支援してくださっているJAの方など、20名近くの応援の方も駆けつけてくださり、一斉に稲刈りを始めました。

鎌を使うのが初めての子も多く、慣れない手つきで刈っていきます。それを見かねた地域の方が、鎌の使い方をやさしく教えてくださるなど、あちらこちらで交流する姿も見られました。

刈り取った稲は、ある程度の束になるよう、地面に置いていきます。ある程度たまったところで、コンバインまで運び脱穀していきます。どの子も一生懸命取り組み、最後には、脱穀を待つ長蛇の列ができるほどでした。

 

そうすること1時間余り。ようやく田んぼ半分に植えられていたもち米を刈り取ることができました。腰をかがめての作業は子どもにとってもきつかったらしく、お米のありがたさや農家の方の苦労などについて感じるところがあったようです。

お米は、この後、玄米の状態になって学校の方に届けられる予定です。皆さん方の協力が詰まったお米です。どのように地域に役立てていくのか考えていきたいと思います。

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