「先生!不思議な木の実があります!」
給食当番の子どもが呟きました。そこには、親指サイズの小さなキウイフルーツのような木の実がありました。
これは、香川県農業試験場がサルナシとキウイをかけあわせて開発し、1999年9月に品種登録された香川県オリジナル品種の「香粋(こうすい)」という果物です。善通寺市や三豊市で生産され、高級キウイとして、県内外の百貨店やホテル、レストランなどに出荷されているそうです。
表面に毛がないため、指で半分に割って果肉を押し出すと、一口ゼリーのように簡単に食べることができます。刺激が少ないので、キウイフルーツが苦手な人も美味しく食べることができていました。
給食を通して、香川県の特産品について興味・関心を高めていってほしいと思います。