2020.8.31(月) みその歴史について

 今日の献立は、みそいため丼、むらさきいもチップス、5・6年生のみ野菜ジュース、牛乳です。
 今日の給食には、日本の伝統的な食品であるみそを使った「みそ炒め」が出ていますね。みそはみそ汁だけでなく、みそ炒め、煮物、みそだれなど、様々な料理に使うことができるとても便利な食品です。
 みそが作られたきっかけには2つの説があります。1つは今から1万年ほど前、人々が狩りや漁をしてくらしていた時代に食べていた、どんぐりで作ったみそのような食品がもとになっているのではないか、という説です。もう1つは、中国大陸から朝鮮半島を通って伝わってきたという説で、今でも中国の豆板醤や甜麺醤、韓国のコチュジャンなど、アジアの国々ではみその仲間が食べられています。
 今から1300年前の奈良時代には、みそを売る店がありましたが、貴族の口にしか入らない高級品で、薬としても使われていたそうです。それから約400年後の鎌倉時代にはみそ汁が作られ、「ごはん・みそ汁・おかず」という武士の食事が、今の私たちの食事の基本になりました。多くの人々がみそ汁を食べるようになったのは680年ほど前の室町時代からで、大切な栄養源として全国でみそ作りが行われるようになっていったそうです。
 日本人の食生活に欠かせないみそを使ったみそ炒めを、おいしくいただきましょう。
※ 資料提供「香川学校給食共同調理場」より
※ 本日は2年生の給食の様子を撮影しました。

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