2020.6.18(木) ふるさとの食について

 今日の献立は、主食が麦ご飯、ひじきのりがついています。主菜がかたくちいわしの南蛮漬け、副菜がアーモンドあえ、汁物が新じゃがいものみそ汁、そして牛乳です。今日は、地域の食材や郷土料理を見直す「ふるさとの食再発見の日」です。今日の給食で使われているかたくちいわし、キャベツ、小松菜、煮干し、たまねぎは香川県でとれたものです。
 その中で、今日は、「かたくちいわし」について紹介します。
 今日の南蛮漬けの材料となっている「かたくちいわし」は、いりこで有名な香川県の伊吹島でとれたものです。伊吹島は、観音寺市の沖合の燧灘にある島で、人口約500人のうち、半数以上がいりこの生産に携わる「いりこの島」です。伊吹島周辺の海は、深さが20~30mと浅く、潮の流れも緩やかなため、ここに住む魚の骨や身はやわらかいといわれています。かたくちいわしは、身がやわらかい分、とても傷みやすいため、伊吹島では水揚げ後に時間をおかず、すぐに加工して鮮度を保つ工夫をしているそうです。
 給食でもよく使っている「いりこ」は、かたくちいわしをゆでて干したものですが、今日の給食では、水揚げ後すぐに冷凍した「かたくちいわし」をから揚げにして南蛮漬けにしました。頭と内臓を取り除き、食べやすくしたものを使っています。今日は8のつく日で「よくかむ日」ですから、よくかんで残さず食べましょう。
※ 資料提供「香川学校給食共同調理場」より
※ 本日は4年生の給食の様子を撮影しました。


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