昨日、体育下のツバメの巣を紹介しました。今日は少しツバメについて調べたことをお話します。
日本に飛来する種類はツバメ、イワツバメ、コシアケツバメ、ショウドウツバメ、リュウキュウツバメの5種だそうです。
ツバメは冬の間は東南アジアなどの温かい島々で過ごし、日本へは暖かくなると集団ではなく1羽ずつで海を何千キロも越えて日本に戻ってくるそうです。
5種類の中で、人工の建物に巣を作るのが、ツバメとコシアカツバメ(背中に赤茶色の帯があり、体格はツバメよりやや大きめで、尾も長く切れ込みが深い)で、それぞれの巣の形は異なり、ツバメはお椀型、コシアカツバメはとっくり型をしています。このことから、体育館下にきている種類は、ツバメということになります。
「滋賀医科大学-つばめのお話」より
ではなぜ、ツバメたちは民家などに巣を作ろのでしょうか。
ツバメたちの天敵はカラス、猫、ヘビといった動物たちで、この中でももっぱら問題なのはカラスです。ツバメたちは、このような天敵からひなたちを守るために人間に協力を求めており、あえて人のすぐ近くに住むことで、古来より効率よく繁殖してきたようです。
ツバメが巣を作った家には幸福が訪れると言われています。今年も大野小学校にたくさんの幸福が訪れてくれることを願っています!
※ツバメの巣の作り方に興味がある方は、〔NHK for School「ツバネの巣の作り方」〕を参照してみてください。