金環日食

5月21日(月)は,金環日食が見える日でした。みなさん,ご覧になりましたか?テレビをつけると,朝からこの話題でもちきりでしたね。さて,本校の先生の中に,早朝から津田の松原サービスエリア(さぬき市津田)へ出かけて観測した方がいましたので紹介します。夜も明けきらない午前5時過ぎに自宅を出発し,現地に着いたのが午前6時前。空を見上げると雲に覆われていて,太陽の姿も見えませんでした。現地ではすでに20人ほどの見物者が集まっていて,世紀の瞬間を待ち望んでいました。しかし,空はずっと雲に覆われ,日食が始まる時刻になっても,いっこうに晴れる気配なし…。周囲に絶望感がただよった午前7時15分頃,一瞬の雲の隙間から,三日月状になった日食が,その姿を現しました。現地では「見えた!すごい!」という大きな歓声と,「あと10分このままで!」という祈る人々の声が入り交じりました。そして迎えた世紀の瞬間!残念ながら,少し雲がかかって見えにくかったですが,金環が完成した太陽を見ることができました。曇りのため遮光板を使う必要もなく,肉眼で見ることができたので,現地の人々は大満足でした。6月6日(水)には太陽と金星が重なって,太陽の中に小さな黒い点ができるそうです。午前7時すぎから午後1時頃まで観測できるそうですので,お配りした遮光メガネは大切に持っておきましょう!

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