6年生は、理科で「てこのはたらき」について学習しています。
てこを使うと、かなり重いものでも、少しの力で持ち上げることができます。
その不思議な力について、様々な実験をしながら学んでいきます。
今回は、手で持つ場所によって手応えが変わることを、「実験用てこ」という天秤のような実験道具を使って、調べました。
横棒の左端におもり1個(10g)を吊したとき、右端よりかなり内側におもりを3個(30g)吊しても、左のおもり1個の方に傾いてしまいました。
このことには、子どもたちもびっくりしていました。
左右がつり合うまで、右のおもりをどんどん増やしていきました。
なんと、左端おもり1個に対して、右の内側ではおもり6個でつり合いました。
支えるているところに近いところ(より内側)を持つと、とても大きな力が必要だということを、逆に、支えるているところから遠いところを持つと小さな力ですむということを、実験を通して理解を深めることができました。