卒業式 できたことに感謝しています

■本日、無事、高松市立勝賀中学校 第58回卒業証書授与式を挙行することができました。卒業生たちは、整然粛々と、そして堂々とした態度で卒業証書を受け取り、立派にやり遂げました。このことを、ご臨席をお控えいただいた地域来賓の皆様、心配をしてくれていた在校生のPTA保護者の皆様にご報告いたします。新型コロナウイルス感染拡大防止という特別な状況下で、対応に苦慮している学校に多くの激励をお寄せいただきました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
〇卒業生の保護者の皆様へ
卒業生にとっては、中学校の卒業式は、義務教育の修了をも意味します。この一生に一度の節目に、来賓の方々や、在校生も参加できず、式典の内容も教室でのお別れの時間も制限しなくてはならない状況となりましたこと、本当に断腸の思いです。せめて、卒業生が寂しい思いをしないようにと、会場の準備を終えた後も、夜まで掲示物を準備する教員がおりました。いつもなら1・2年生がいます。やはり教職員の手には限界がありますが、皆、できるだけのことはしてあげたいという思いでいっぱいでした。
本番の今日、卒業生は、私たちの予想をはるかに超えた立派な態度で、整然かつ粛々と卒業式をやり遂げ、教室でも、そのあとも、最後まで「ありがとうございました」と感謝を伝えようとしてくれていました。いつの間に、こんなに成長したのだろう。この姿は間違いなく保護者の皆様がこれまで苦労して育ててこられた賜物です。卒業式はどうなるのだろうという不安があったにもかかわらず、辛抱強く学校からのブログやメールでの連絡を待ってくださいました。他にも保護者の皆様に感謝しなくてはならないこと、枚挙にいとまがございません。入学周知会での出会から3年間、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りましたこと、衷心より感謝申し上げますとともに、お子様のご卒業を心よりお祝い申し上げます。
〇参加できなかった1・2年の生徒たちへ
先輩は一度も式典の練習していませんでした。にもかかわらず、整然と式をやり遂げ、堂々と胸を張って卒業していきました。行事のたびに卒業生を手本としてきた君たちにとって、卒業式を立派にやり遂げたという事実が最後のお手本となりました。これが、先輩から皆さんへ、これまで支えてくれた後輩たちへのお礼の気持ちも込めた、心からの贈り物です。

〇卒業生の皆さんへ
ご卒業おめでとうごさいます。新型コロナウイルス感染拡大予防への対策が迫られる中、例え特別な形態と規模ではありましたが、卒業式を行うことができたこと自体に、皆さんとともに感謝したいと思います。当たり前と思っていた日々が、決して当たり前ではなく、とても大切な日々であることを実感した人も多いでしょう。これから本格的に夢に向かってチャレンジしていく君たちにとっても、この経験は大変貴重な学びとなることでしょう。
※卒業式も教室での最後の学活も、時間を短縮していましたので、掲示物などゆっくり見れなかったと思います。後日、それらを掲載しますので、また一緒に振り返りましょう。卒業しても、勝賀中の教職員は全員、皆さんをいつまでも応援しています。

 

カテゴリー: お知らせ, 三年団, 学校行事 パーマリンク