2年調理実習 今日は肉じゃが

■2年生の調理実習は「肉じゃが」です。微妙な味付けの違いが各家庭の味となる日本の代表的な料理です。実習は、6つ班に分かれて行われていました。6班すべての鍋を見ましたが、レシピは同じでもそれぞれ微妙に見た目が違うように思えました。つくづく家庭科の先生は大変ですが、その大変さに支えられて、生徒たちは楽しそうでした。他の学級の調理実習を終えた生徒もみんな「肉じゃが、おいしかった」と言っていました。カレーも肉じゃが、どちらもルーツは明治時代で、100年以上経た令和時代の現在も日本の国民食として不動の地位にあります。カレーも肉じゃがも、材料は同じで、調味料が違うだけですから、合理的です。しかも栄養価は高い。弱肉強食の世界情勢を生き抜いた明治の日本人たちの応用力の高さを物語っています。肉じゃがを通して、明治の人たちの「生きる力」を学び、伝えてくれればと思います。

カテゴリー: 二年団, 授業・学習・学力, 日々の様子 パーマリンク