ファイブアローズ ありがとうございました!!

■夏休み中、プロのコーチの方々にご指導していただけるというこの事業も、今日が最後となりました。初心者の多い本校では本当にありがたい事業です。コーチの方も、1回目に比べたら、格段に上達していると言ってこっそり褒めていただけました。
実は、最後のミーティングでのコーチのことばには、驚きました。それは「バスケットボールの練習を通して、”気持ちが抜きに出る”ことを感じてほしい」ということばでした。中学生といっても皆ほとんど甘えの強い子どもたちです。そんな子どもも、真剣に何かに打ち込み出す瞬間から、甘えの強い子どもから自立した人へと変化します。バスケットボールがそのきっかけになってくれれば、そんな強い思いがコーチの最後の言葉から伝わってきました。大人でも理解が難しい話ですから、子どもたちに「本当にわかったんか」とは言えません。でも、ここにいる子たちの一人でも多く子に、このことばが実感として分かる日がくることを心から期待しています。
「気持ちが抜き出る」
最後のコーチのことばを、宝物として必ず覚えておいてほしいと思います。
外部の、しかも厳しいプロの世界を生きている方々だからこそ、この子たちに必要なことがよく見え、それをことばに凝縮して伝えてくれたのでしょう。教員には難しいことです。本当に来ていただいてよかった。ご指導いただいた選手・コーチの方々は、生徒がどんなに初心者でもいっさい手を抜くことなく真剣に指導してくださいました。心からバスケットボールを愛している方々だということがよく分かりました。

ファイブアローズの選手・コーチの皆さん、本当にありがとうございました。
また、この貴重な機会を与えてくれた高松市教育委員会にも心より感謝いたします。

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