家の役に立つ仕事を与える

<子育てのヒント2>50年前には電気も水道もまだ不安定でした。雷が鳴るとすぐ停電することもたびたびでした。井戸水でスイカを冷やしていました。その時代は,子どもが家でおこなう仕事もたくさんありました。水くみ,風呂焚き,庭掃き,炊事,洗濯,おつかいなどを兄弟で手分けして行ったものです。そうした体験を通して子どもながらに大人に近づいたような気がしました。

現在の子どもたちも,本来いろんなことができるんです。「やらせてもらえないから,できないだけだよ。」という声が聞こえてきそうです。たとえば,新聞を取ってくる係,玄関の靴をそろえる係,風呂磨き係など身近な仕事を与えて,子どもたちに「してあげる幸せ」を体験させたいものです。やり方を教え,できたらうんと褒める。いい関係が生まれてきそうです。

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