庵治中学校合唱祭

水曜日、庵治中学校の合唱祭がレクザムホールで行われました。毎年、中学生のみなさんの合唱を見に来ていたのですが、今年は出場する側です。庵治小学校の6年生と一緒に、リコーダーで「カノン」を演奏し、「花は咲く」を合唱します。これまで交流学習に行くたびに一緒に練習してきました。

リハーサルをして、本番が始まります。まずはプロの音楽家の方々の登場です。庵治にゆかりのあるソプラノ歌手の山地朝子さん、ピアノ奏者の大浜由子さん、フルート奏者の松浦萌さんが来てくださいました。山地さんは、お話をされているときは可愛らしい声なのですが、歌が始まると圧倒的な声で、みんなびっくりでした。本物のソプラノボイス。素晴らしかったです。また、ピアノの大浜さんは、この日の全曲を伴奏された上に、ピアノ独奏まで。フルートの松浦さんの演奏も素晴らしく、息遣いまで聴こえる距離で聴かせていただけたことに感謝です。

次に、中学校のみなさんの発表がありました。どの学年も工夫して、練習した成果が発揮されていました。特にみなさんのきびきびとした態度や歌への情熱、会に臨む姿勢などは、6年生の児童たちにはとても良い影響を与えたのではないかと思います。どの学年も、素晴らしい合唱でした。
その後、先生方の歌がありました。どの先生も個性溢れる方ばかりで、1つの曲の中に何度も見どころがありました。

そして、最後に、6年生の発表です。中学生の発表を見て、みんなメリハリのついた様子で壇上に上がっていきます。指揮者が手を上げると、後は子どもたちの世界でした。リコーダー演奏も歌も、今までで1番良かったのではないでしょうか。輪奏の音の重なりの美しさも、二部合唱の力強さも伝わったと思います。

中学生と共に活動することで、あと5ヶ月後に迫った中学校に対しての憧れが強まったのではないでしょうか。何事も真剣に取り組むことの素晴らしさや、みんなで運営していくことの大変さなど、多くのことを学んだ合唱祭でした。

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