保こ幼 保育実践研修会⑦「絵画・造形あそび」を開催しました

 10月16日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす。~豊かな感性や表現力を育む絵画・造形あそびについて学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会⑦「絵画・造形あそび」を実施しました。
 研修では「普段使わない感覚を使って描いてみよう」のテーマで、NPO法人アーキぺラゴ芸術士 石塚 直子先生による、講話・演習を行いました。
 最初に視覚を使った絵、聴覚を使って音を表現した絵、キャッチボールの音と動きを表現した絵を見せていただき、絵は様々な感覚を使って描くことができることを教えていただきました。演習では、手を見ながら描く、紙を一切見ずに、手のしわを描く、さかさまにした絵画を模写するということを通して、様々な感覚で描くことや、右脳と左脳のどちらが強く働いているかを感じることができました。そして演習後に、子どもは知識も少ないため、右脳のはたらきが強く、視覚だけでなく、五感で感じたことをすべて使って絵を描いている。だから、見た目で評価するのではなく、子どもが描いた絵から、子どもが何を感じて表現しているかを読み取ることの大切さや、そう考えることによって、子どもの表現したものすべてが正解ということを伝えていただきました。特に「見えないものを見えるようにするのがアート」という言葉は参加者の印象に残ったようで、「子どもの作品は子どもの見えない気持ちが表現されているから、これからは何を表現しているかをしっかり見ていきたい。」という感想が多く見られました。
 最後に、紙からはみ出して描く子ども、体に描いてしまう子どもの気持ちや関わり方など日々の保育の現場で困っていることについての質問に芸術士としての意見をもらうことができ、大変充実した研修会となりました。

カテゴリー: 研修会 パーマリンク