保こ幼 保育実践研修会⑤「音楽・身体表現あそび」を開催しました

 8月21日(木)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす ~豊かな感性と表現力を育む音楽・身体表現遊びについて学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会⑤「音楽・身体表現あそび」を、高松市生涯学習センターまなびCANで実施しました。
 研修1は、音楽教育が専門で児童・生徒の指導に携わって来られた谷薫氏による「みんなであそぼう~ふしとリズムを感じながら~」の実技講習でした。わらべうたを通して拍やリズムを感じる遊びをたくさん体験しました。また、いろいろな楽器の音色を聴き、楽器の種類や歴史にも触れながら、楽器を使った楽しいリズム遊びもたくさん教わりました。先生の透き通った声や笑顔の力、わらべうたの魅力、みんなで声を合わせて歌ったり揺れたりする心地よさ等を体感し、子どもたちにもこの音楽の素晴らしさを伝えていきたいという感想が多くありました。
 研修2は、ダンサー、演出家、芸術士のカタタチサト氏による「カタタンとからだで感じる からだで遊ぶ」の実技講習でした。芸術士としての長年の経験から感じる幼児の現状課題にも触れ、しなやかな体や人間関係を育むことの大切さを身体表現を通して学びました。体を思い切り動かす気持ちよさ、自由に表現する楽しさや難しさ、人と気持ちを合わせて動いた時の気持ちの変化、素材に触れて遊ぶ心地よさ等、様々な表現活動を体験しました。保育の中では体操・ダンスが主で、自由な身体表現が少ないことに気付いた受講者も多く、身体表現の意義を改めて学んだ、実り多い研修会となりました。

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