教育の今日的課題に対応するためのスクールリーダー養成研修(第2回)を開催しました

 6月3日(水)、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの役割について知識を深め、どのように連携していけるのかを協議し、実践力の向上を図ることを目的として、第2回目が開催されました。
 不登校対策コーディネーターの方より、スクールソーシャルワーカーとして大切にしていることなどをうかがいました。まずは、「関係性をつくる」ラポールの大切さを説かれました。そして、どんな時にどんなタイミングでSCやSSWと連携するのか、模擬事例を通してグループで話し合っていきました。その際、ケース会議で出てきた情報をホワイトボードに視覚化しその後につなげていくなど具体的な方法も示してくださいました。その後、受講者からは、勤務校で悩んでいるケースなどの相談等も出て、SCやSSWの立場から答えていただきました。
 関係性をもたなくてはと思いがちですが、「時塾」という時間の概念があることも教えてくださり、「丁度よい時が満ちてかかわりができる」ことも示唆されました。自分をよい状態に保ちつつ、できることから少しずつという気持ちで誰もが孤立しないつながりのある環境づくりがなされていくことを期待します。

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