保こ幼 保育実践研修会②「自然あそび」を開催しました

 5月12日(月)、「保育の専門性につながる知識や技能について理解を深め、保育実践に生かす ~身近な自然に触れて、関心をもち、五感を使った遊び等について学ぶ~」をねらいとして、保育実践研修会②「自然あそび」を実施しました。講師にNPO法人自然塾ぴょんぴょんのネイチャーゲームインストラクター松本洋子氏をお迎えし、「人と自然がつながる命」のテーマのもと、2時間たっぷり演習や講話を行いました。
 運動場では、提示された自然物と同じものを探す遊びや、花や草を使っての塗り絵等、運動場にある身近な自然物でできる遊びを体験しました。二人一組になり、撮影者役が目を閉じたカメラ役の相手を見せたい自然物の所まで誘導し、カメラ役は肩を軽くたたかれた合図で目を開けて見る、というカメラゲームでは、普段何気なく見ている自然を新鮮な感覚で見る体験をしました。
 後半の講義では、野外活動の危険回避のポイントや、動と静を意識した活動の組み立ての大切さ、様々な自然遊びの紹介等、たくさんの学びがありました。子どもにとって大切な環境である保育者が、心も体も元気でいることが大切だと熱く語られました。
 受講者からは、「すぐできる遊びばかりで、子どもと一緒に楽しみたい。」「草花に詳しくなくても、感じることが大切と学んだ。」「子どもの気持ちに沿った遊びや、活動の流れの大切さを学んだ。」「自然の命を大切に思う気持ちも子どもに伝えていきたい。」などの感想があり、一人一人の学びが、日常の教育・保育の充実につながる研修となりました。

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