第3回教職2年経験者研修会を開催しました

 1月28日(火)第3回教職2年経験者研修会が、高松市総合教育センターで開催されました。この研修には、小学校31名、中学校30名、計61名の先生方が参加しました。
 まず、「今年度の道徳実践の成果と課題」について、小中別の3名から5名のグループに分かれて実践発表を行いました。その後、成果と課題についてグループ別に協議しました。
 次に、学校教育課の指導主事から、「道徳の授業実践の成果と課題」についての話がありました。「自分自身との関わりで考えるために、日常生活と教材をつなぐ課題設定を行う」、「多面的・多角的に考えるために、『広げる』『揺さぶる』発問を行う」、「自己の生き方について考えを深めるために、日常に立ち返って振り返るためのしかけを行う」等について話がありました。終わりに、道徳の時間が、先生も子どもたちも一緒になって自分の生き方について考えていける時間となりますように、と話されました。
 続いて、3年間を振り返り、グループ別にこれまで努力してきたことを振り返るとともに、今後大切にしていきたいことについて聴き合いました。
 最後に、高松市総合教育センター所長から、「教職2年経験者に期待すること」についての話がありました。これからの3年間は、基礎を固める3年間、後輩に教える3年間であるとして、「授業を構成する8つの要素について」自らを見直す機会となる話がありました。終わりに、困ったことがあれば聞くことのできる人をつくることと、横のつながりを大切にしてほしいと話されました。
 これから、3年間の経験をもとに、さらに成長し続ける教員になっていってもらいたいと思います。

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