第5回中堅教諭等資質向上研修Ⅱを開催しました

 11月19日(火)第5回中堅教諭等資質向上研修が、オンラインで開催されました。この研修には、小学校50名、中学校31名、計81名の先生方が参加しました。
 今回は、甲南女子大学教授 村川雅弘先生から、カリキュラム・マネジメントの理論と具体について講話・演習がありました。
 まず、具体的な事例を交えながらカリキュラム・マネジメントについて話がありました。カリキュラム・マネジメントのレベル、カリキュラム・マネジメントの3側面についての話や授業研究、さらには、授業づくりなどの話が具体例を挙げて説明されました。PDCAサイクルを回すことはもちろんのこと、全職員で行う教育目標の共有、共通理解の大切さを学んだことと思います。
 講話の後は、少人数のグループに分かれ、「各校の取り組み」、「課題」、「中堅教諭の立場での取組」などについて協議が行われました。その後の発表では、「教師自身の教科の授業力を付ける」、「郷土資料の発掘」など講話と関連付けながら各校の取組について知るとともに、中堅教員として「パイプ役になる」「一緒に行動する」など、活躍が期待される話が出されました。
 最後に、村川先生から、「研修は全員が集まらなくてもよい。2~3人でもできる。」と研修の大切さが伝えられました。
 先生方には、引き続きミドルリーダーとしての活躍を期待したいと思います。

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