第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ・第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰ(高松支援学校)を開催しました

 11月12日(火)第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ・第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰが、香川県立高松支援学校で開催されました。この研修には小学校教諭21名と中学校教諭7名、養護教諭2名の計30名が参加しました。
 まず、2グループに分かれて施設や授業を見学しました。肢体不自由児のための特別支援学校なので、一人一人の実態に応じ、座り方もバランスボールだったり、車いすだったり、マットを敷いた椅子であったりと工夫されていました。また、理学療法士の資格を持つ教諭により、姿勢や体の学習をする部屋も見せていただきました。医療的ケアを受けている友達とオンラインで繋がって演奏を楽しむ授業も行われていました。
 次に、高松支援学校 黒田友香教頭先生より「のばそうからだ みがこう心 めざそう自立」を教育目標とし、一人一人の教育的ニーズに応じた支援で、子どもの成長を目指して取り組んでいることをうかがいました。また、理学療法士でもある谷川裕明先生より、「肢体不自由のある子どもの障害とその捉え方」と題して、支援や手立ての具体もお話していただきました。最後のグループ協議では、さらに、支援学校の先生方に質問し、熱心に学んだことを話し合っていました。
 子どもの「できる」を支える温かな人的・物的環境を目の当たりにし、参加者の教育観も広がったのではないかと思われます。貴重な機会をいただき、大変有難い機会となりました。

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