第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ、第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰを開催しました

 10月29日(火)第7回中堅教諭等資質向上研修Ⅰ、第6回中堅養護教諭資質向上研修Ⅰが、聴覚支援学校で開催されました。この研修には、小学校教諭13名、中学校教諭7名、養護教諭2名、計22名の先生方が参加しました。
 始めに、3グループに分かれて聴覚支援学校の施設や授業の見学をさせていただきました。聴覚支援学校には、幼稚部、小学部、中学部、高等部があります。それらの施設に加えて、寄宿舎も見せていただき、貴重な経験となりました。
 次に、「聴覚支援学校の教育」について、聴覚支援学校 教頭 吉田 由実子先生に講話をしていただきました。情報を獲得するためにことばを習得し、見て分かる言語「手話」で日本語の力を育てていくための様々な取組について具体を交えてお話をしていただきました。また、難聴疑似体験では、会話する際の困難さを実感するとともに、教育現場での工夫や配慮について学びました。
 最後に、グループに分かれて今日の研修の振り返りを行いました。参加者からは、子どもの実態把握を行う中で何に困っているかを考え、寄り添う姿勢を大切にして支援をしようとする言葉が出ており、今後の児童生徒への関わり方の参考になる時間となったようです。学んだことを自校で広げていってほしいと思います。

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