保こ幼 第2回2経験教職員研修会を開催しました

 10月21日(月)、第2回2年経験教職員研修会を実施しました。これまで学んできた基礎的な力を生かした子ども理解に基づく保育実践をし、自ら学ぼうとする意欲をもち、スキルアップを図ることをねらいとした研修です。
 前半は、香川県教育委員会義務教育課 河江奈緒美主任指導主事による「乳幼児の主体的な活動を促し支えるための環境構成の在り方について」の講話から保育所・幼稚園・幼保連携型認定こども園の指針・要領の解説書を実際に開き、「環境の構成」について述べられていることを再確認したり、『初等教育資料』に紹介されている事例から「環境の再構成の実際」について考えたりしました。日々、実践を積み重ねながら解説書等の内容を確認し、保育を振り返ることが、保育者としての資質を高めるために大切であることを共通理解しました。受講者からは、「今ある環境が当たり前と思わずに、子どもの姿から他の教職員と環境の再構成を図りたい」「自分自身も人的環境であることから、子どもへの関わり方がどうあるべきなのか再考したい」などの感想が寄せられました。
 後半は、第1回「子ども理解に基づく実践研修」での学びを生かした実践や環境の写真を持ち寄り、「主体性を育むポイント」や「環境の再構成」についてグループ協議を行いました。受講者からは、「グループ協議で出た環境構成のポイント『試行錯誤』『選択』『友達と』などを明日からの保育に生かしたい」「少人数グループで発言しやすく1つの事例を密に話すことができた。同期の教職員から助言やコメントをもらいうれしかった」などの感想が寄せられました。
 研修での学びを生かして各施設で実践を積み重ね、保育者として資質を伸ばしていこうとする意欲が高まった研修となりました。

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